【本音レビュー】REON POCKET 5を1ヵ月使用してみて
REON POCKET 5は夏を快適に過ごすための相棒?
2024年もまもなく初夏が終わり、いよいよ夏がスタートします。夏になると外出が億劫になるほどの猛暑が日本を襲いますが、2024年は6月中旬から本格的に暑くなるようです。
みなさまも、夏場はネッククーラーやハンディファンを持って外出される方も多いのではないでしょうか。
そんなネッククーラーのひとつであるSONY(ソニー)のREON POCKET(レオンポケット)は、2024年4月に新型にモデルチェンジをして、REON POCKET 5としてリリースされました。
毎年夏になると人気を増してくるREON POCKETですが、過去作においては、夏本番を迎える6月下旬に生産台数分が完売するなど、記録的なヒットを起こしています。
6/16に確認したところ、一部モデルは販売が終了するラベルがオンラインストアで確認できました。詳細はこちらの記事をご確認ください。なお、購入する際はオンラインストアが最安値です。
購入してから約1ヵ月間、REON POCKETと過ごした私が「本音」で「REON POCKETは買うべきなのか?」をレビューします。
本ブログでは、そのほかにも夏を快適に過ごすためのグッズとしてハンディファンの紹介もしています。こちらも実際に私が購入をしたうえで皆さまにおすすめできる商品です。よろしければご参照ください。
REON POCKET 5は買ってよかった!お気に入りポイントは?
結論から先にお伝えすると、私はREON POCKET 5を心から購入してよかったと思っています。
実際に初夏を通して使用してみましたが、下記の3点がREON POCKET 5のお気に入りポイントです。
- エアフローが優れていて背中の汗がマシになる
- ペルチェ素子で作られた銀板によって首元がひんやりする
- 手軽に身に着けることができる
本音でお伝えすると、REON POCKET 5を使用することで、背中の熱はエアフローによって排熱され、首元もひんやりするため、「涼しさを感じるというよりかは暑さがマシになる」イメージで使用しています。
また、手軽に使用できるのもGoodポイント。首元に着用するのはどのネッククーラーでも同じですが、REON POCKET 5はスイッチやスマホからの起動ボタンを押すこともなく、適切な温度を保ってくれる優れものです。
使い終われば首元から取り外すことで自動で停止してくれるため、購入してから電源ボタンにほとんど触ったことがありません。
REON POCKET 5はどのように快適にしてくれる?
自動で「心地良い」を判断するSMART COOLモード
REON POCKET 5は製品の特長として「SMART COOL」モードがあります。
これは、外の気温や衣服内の温度や湿度をセンサーによって計測し、快適になるように自動で動作が調整される機能です。
ターゲット温度はユーザーの温度をあらかじめお好みで選択することで、自動で設定されます。
ちなみにデフォルトは「普通(おすすめ)」の設定になっていますが、私は「少し冷ため」に設定しています。
SMART COOLで物足りないときはWAVEモードで
このREON POCKET 5ですが、首元に当たる銀板がペルチェ素子でできており、ひんやりと冷たくなります。
みなさまも経験があると思いますが、冷えピタを貼った直後はキーンと冷える実感があるものの、しばらく貼っているとしだいに慣れてしまい冷たさを感じなくなってしまう現象。
REON POCKET 5もしばらくすると冷たさに慣れてくるのですが、それを解消するのが「WAVE」モード。
名前の通り、波打つように「冷たい→普通→冷たい」と一定間隔で繰り返してくれる機能です。
これがまたよく考えられており「物足りない」を解消することができる機能となっており、私もよく利用しています。(WAVEモードはマニュアル5段階で涼しさを設定することで使用できます)
REON POCKET 5のタグは優秀 – 直射日光を感知、より快適に
REON POCKET 5では外気温や湿度を正確に把握し、REON POCKET 5をより精密に調整することができるタグが同梱されているタイプと、REON POCKET 5単体で販売されているタイプの2種類があります。
私はタグが同梱されているタイプを購入しましたが、このタグが非常に優秀です。
このタグはバッグにリングを通して付けたり、洋服にクリップのように挟み込むことができる設計です。
サイズが非常に小さいにもかかわらず、その精度は高く、特に驚いたのは直射日光が当たっているかどうかを判断し、REON POCKET 5の空調機能を操作してくれます。
感動して画像を取り忘れましたが、直射日光が当たる場所でアプリを開くと、「直射日光に当たっているため強めに冷却しています」というような文言が表示され、REON POCKET 5が強めに稼働します。
REON POCKET 5の使用シーン
約1ヵ月以上、REON POCKET 5を使用を使用してきましたが基本的には下記の場面で使用しています。
- 屋外の歩行
状況にもよりますが、基本的にはWAVEモードを使用しています。
日陰が多い場所ではSMART COOLモードも併用しています。 - サイクリング
クロスバイクに乗っているときはSMART COOLモードを使用しています。
基本的に走行中は風に当たるので涼しさこそ感じませんが、排熱によって
快適になります。 - お風呂上がり
SMART COOLモードで使用しています。
お風呂上がりは部屋で冷房をつけていても暑いもの。
ペルチェ素子がひんやりと冷えて早めにクールダウンが可能です。
屋外で身に着ける場合、「エアフローのパーツが首からはみ出て見た目が気になりそう」という、見た目が気になる方もいらっしゃるかと思います。実際に私が購入後に着用し、見た目についてもレビューをしていますのでご参考までに。
また、地味にうれしいのが充電規格がUSB Type-Cであること。
私は普段使いのデバイスやガジェットは大体USB Type-C規格のものでまとめています。
出張に持っていく場合でもケーブルが1本で済みますし、モバイルバッテリーで充電する場合も最新のiPhoneやGalaxyなど、スマホと同じケーブルをつかえるのでお気に入りのポイントです。
REON POCKET 5はアップデートでどんどん進化していく
REON POCKETシリーズはインターネット経由でアップデートが配信されます。
2024.04.23
バージョン1.51.2
更新内容:
https://reonpocket.sony.co.jp/support/product-firmware-update-history/
SMART COOL ⇔ WARM MODEの冷却機能を向上しました (RNP-5/4/3)。
COOLレベル4の充電池持続時間を約7.5時間に向上しました (RNP-5)。
Bluetooth機能の接続性能を向上しました (RNP-4/3/2/1A/1/1L)。
このように充電の改善や冷却機能の向上などさまざまなアップデートもあるため、今後に期待できます。
今年も6月下旬には売り切れ / 完売が予想される
今年の夏は去年最高記録を更新した猛暑かそれ以上の暑さと言われています。
ネットの記事によると、前作のREON POCKET 3やREON POCKET 4はいずれも真夏をむかえる少し前である6月下旬から完売していたようです。早めに購入することでその分長く快適に過ごすことができます。
そろそろ暑くなりつつあり、販売台数も徐々に増えてきているため、気になる方は早めの購入をしてみてはいかがでしょうか。
REON POKCET 5は真夏にも活用できる相棒
本レビューのまとめとして、私としてはREON POCKET 5を購入して心からよかったと考えています。
しかし、記事にも記載した通り、「涼しくなるというよりは暑さがマシになる」と感じています。
あくまで期待のしすぎは禁物ですが、あると必ずベターな商品であると確信しています。
今年も猛暑が予想される日本ですが、暑さを乗り切るためにREON POCKET 5を検討してみてはいかがでしょうか。